ヤスリで作るナイフメーキング肉体労働編 16

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 ヘアライン完成

途中で途切れる事無く一本の線で繋がっていれば
良しとします。

ヘアラインを入れるときは同じ所を何度も使わずペーパーを
移動しながら入れる事。

研磨剤(クリーム棒)を使い磨き上げます
スティック内側にフェルトを両面テープで貼り付け
研磨剤を塗ります。
フエルトは洋裁などで使われている物で厚みは1.5o位です。

金属面を磨くときは青棒と言われる研磨剤が良いの
ですが、ハンドル周りで使うと研磨剤がハンドル材の目地に
入り込んで緑色に成ります。

一度入り込むと、なかなか取れないのでお勧めしません。

時間は掛かりますが結構光ります

ディスクグラインダーにフェルトバフを取りつけ磨くことも
出来ます。
電動工具が無いときはただひたすら人力で
頑張りましょう。

此処でも注意しなければ成らないのは固さが
違う物を磨く事です。

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研磨するときは斜めに

研磨するときは硬い方から柔らかい方に向かって
斜めに掛ける。
タング゙に平行に掛けているとハンドル材がどんどん
削られて段差出来て悔しい思いが待っています。

力の入れすぎには注意が必要です気を付けて下さい。

ハンドル側面完了

ハンドルは2000番までペーパーを掛けていると
簡単に艶が出せます。

ピンやソングホール周りは力を入れすぎると段差が
出来やすいので程々に。

タング・ブレードバック完了

電動工具を使えばもっと簡単に艶出しが出来るのですが
人力でも同じ事が出来ます、途中で言い訳しながら
諦めなければ良い結果が待っているのです
とはいうものの・・・・・・・・・・・

ヒルトにヘアラインを入れる

ハンドルにマスキングテープを貼りスティックにペーパーを
巻いてヘアラインを入れます。
番手は800番、ヒルトの面をなぞる様に一気に
途中で止める事は出来ません、ブレードのヘアライン
と一緒。
スティックの内側には薄いゴムシートを貼り付けています
ヒルト面に対して力が分散する様に。

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